Quartet Editor(カルテット エディタ)
以下の特徴を持っています。
パネルが邪魔な場合は普通のアウトラインエディタとして使うこともできます。
また、階層付きテキスト形式のファイルをサポートしているため、ポメラ(DM200)で作成したアウトライン付きのファイルをそのまま編集することもできます。
HTMLファイルへのエクスポート機能を活用すれば、自宅のPC(Quartet Editor)と外出先のポメラで執筆し、完成した原稿を目次付きのHTMLファイルにしてそのまま公開することもできます。
1. 動作環境
2. 画面部位
画面上のどの部分が何を意味しているのかを説明します。
左側にあるのがノードパネルです。
右側の中央にある領域が編集パネルです。
その編集パネルを囲んでいる3つのパネルが参照パネルです。
アプリの上の部分にあるのがメニューパネルです。
3. ノードパネル
ノードパネルには現在のドキュメントの構造が表示されています。
ドキュメントを構成する1つの要素をノードといいます。QuartetEditorのドキュメントは、ノードによって構成された木構造です。
ハイライトされたノードは、選択されているノードです。編集パネルに表示されているテキストは、このノードの中身です。別のノードをクリックすると、そのノードを選択します。
ハイライトされたノードの前後にある、文字の色が変わっているノードは、参照パネルで表示しているノードです。
名前の横にマーク(点)がついているノードは編集されたノードです。ファイルを保存するとこのマークは消えます。
ノードパネルの上で右クリックするとメニューが表示され、ノードに対する追加、移動、削除、変名、複製などの操作を行うことができます。また、ノードに行った操作を元に戻したり、やり直したりすることもできます。
また、ノードはマウスを使ってドラッグ&ドロップで好きな場所に移動することができます。
Ctrlキーを押しながらドラッグ&ドロップすると、ドロップした先にノードを複製します(子ノードも一緒に複製されます)。
テキストファイルをノードパネルにドラッグ&ドロップすると、テキストファイルの内容をノードとして追加することができます。
4. 編集パネル
編集パネルでは、現在選択しているノードの中身を編集することができます。
一般的なテキストエディタと同じく、入力した文章に対する「元に戻す」「やり直し」もできます。
編集パネルに表示されるフォントや行間を変更したい場合は、メニューパネルの「設定」ボタンから行ってください。
また、「設定」の見出し行の記号が行の先頭にあると、その行が目立つように色が変わります。
ノードパネルから「追加」→「見出しから自動生成」を実行すると、見出し行に対応したノードを自動的に子ノードとして追加します。
5. 参照パネル
参照パネルでは、現在選択しているノードの周辺のノードを参照することができます。
参照されるノードと表示されるパネルの関係は以下のとおりです。
参照パネルではコンテンツの編集はできません。コピーはできます。参照パネルが邪魔なときは、メニューパネルの右側にあるボタンをクリックすると非表示にすることができます。
6. メニューパネル
メニューパネルのボタンを押すと、QuartetEditorの様々な機能を利用することができます。
メニューパネルの左側から、
です。
エクスポートを行うと、以下の形式から選んで、ドキュメントの中身を出力することができます。
また、メニューパネルの右側にある3つのボタンは、参照パネルの表示/非表示を切り替えることができます。
7. ショートカットキーの一覧
覚えると便利なショートカットキーの一覧です。
全体
Alt + N | ノードパネルにフォーカスを移動 |
Alt + C | 編集パネルにフォーカスを移動 |
Alt + L | 左の参照パネルにフォーカスを移動 |
Alt + T | 上の参照パネルにフォーカスを移動 |
Alt + B | 下の参照パネルにフォーカスを移動 |
Ctrl + S | ファイルを上書き保存 |
Ctrl + L | 左の参照パネルの開閉 |
Ctrl + T | 上の参照パネルの開閉 |
Ctrl + B | 下の参照パネルの開閉 |
ノードパネル
F2 | ノードの変名 |
Delete | ノードの削除 |
Ctrl + D | ノードの複製 |
Ctrl + I | 同じ階層にノードを新規作成 |
Ctrl + E | 下の階層にノードを新規作成 |
Ctrl + 方向キー |
ノードの移動 左右キーはノードを子や親に移動します |
Ctrl + Z |
元に戻す(Undo) |
Ctrl + Y |
やり直し(Redo) |
編集パネル
Ctrl + F | 検索ダイアログを開く |
Ctrl + R | 置換ダイアログを開く |
F3 | 次を検索 |
Shift + F3 | 前を検索 |
8. 注意事項
その他注意事項について説明します。